日本人と韓国人の保健体育⑥
🕑 Added 2020-12-02 13:21:16 +0000 UTC
初めて射精をしたその日から、僕の夜の日課にオナニーが加えられた。
クラスメイトとそういう話をすることはあるが、大抵の人は、エッチなことに興味はあるが、オナニーしても射精まで至らないということだった。射精の間際までくると、怖くなって手を上下させる動きを止めてしまうのだ。
僕は、その恐怖を乗り越え、みんなよりも一足先に男になったようで誇らしかった。一体小学校六年生でオナニーして射精する子供がどれだけいるだろうか。みんな妄想の世界で楽しんでいるだけじゃないか。
クラスメイトの健人とは、「こういう」話ができる数少ない友達だ。
「本当に射精したのかよ、良いなあ。自分でチンコいじることはあっても、ムズムズすると手止めちゃうんだよな。これ以上気持ちよくなったらやばい!って本能が警告してるみたいでさ」
「まあ、そんなに焦ることはないと思うよ。健人も続けていればいつか射精できるんじゃないかな。やってみればそんなに怖いことじゃないし、中学生に上がる頃には射精できるようになってるんじゃないかなあ」
「すげえな。勉強しかできないやつだと思ってたけど、ちゃんと一人前の男だな!」
僕が健人を慰めると、健人は僕をまるで男の象徴かのように扱ってくる。
今までは「勉強」という、あまり同級生受けしない部分だけが得意だったが、こうして「やんちゃな」面を褒められるのは悪い気はしなかった。立派な男として認めてもらえた気分だ。
「それで、オカズは何だったんだよ」
「オカズ?」
「オナニーの材料のことだよ!何か想像しながらシコシコしてたんだろ?」
「あー、それは……」
「麻里ちゃんだろ?」
「!?なんで知ってるんだよ…あっ」
「ははっ、やっぱり麻里ちゃんか。ぶっちゃけ当てずっぽうだったけど当たってたか。水泳の授業のとき、圭吾、麻里ちゃんのこといやらしい目で見てたもんな」
「い、いやらしい目なんて」
僕はタジタジになる。周りのみんなと違って、女子の水着姿を意に介さないクールな男だと思われたかったのに、まさかがっつり見られていたとは。
「まあ、麻里ちゃんは可愛いもんな。でもやめといたほうがいいぜ。この前、麻里ちゃんがジンスと二人でいるの見た。多分あいつら付き合ってるぜ」
「え?」
さーっと顔から血の気が引いていく。麻里ちゃんがジンスと付き合っている?
言っている意味がわからない。何かの間違いだろう。