帯域別エフェクト処理で音を太くしよう!
🕑 Added 2021-11-23 16:53:23 +0000 UTCこんにちは!
最近Black Fridayのシーズンですが、
このFanboxの収益のおかげで、今年は高価なプラグインをいくつか買うことができました!
本当にありがとう…ありがとう…
何を買ったかについてはまた今度お知らせしようと思ってます!
さて、今回はまさに今作ってる曲で使ってるテクニックなんですが
「しょぼい音」を「使える音にする」もしくは
「そこそこ悪くない音」を「派手でかっこいい音」にするためのテクニックです!!
言ってしまえば一つのサウンドを並行処理で帯域別にエフェクトかけてあげるってことなんだけど…
まずはこのドラムとベースだけのデモを聴いてみよう!↓
なんかドラムは良い感じだけど、ベースがちょっと弱いね。
低音もあまり出ていないし、ずっしりくる太さも足りない感じ。
このベースの音はMODO BassのMetal Bass(おそらくDingwallをモデルにしてる)の生音をそのまま鳴らした音だよ。
これがベースのみの音
すごいいい音なんだけどね。
さて、このベースをどうやって迫力のあるサウンドにすればいいのか…?
やっぱり生ベースだから、ゴリゴリに歪ませればOK!!ということかな?
まあ間違っちゃいないけど、そのままディストーションをかけてしまうよりはるかに自分のイメージどおりにサウンドを作れる方法があるよ。
それは帯域ごとに処理を分けてあげることです!
まず、Liveユーザーの場合はAudio Effect Rackを立ち上げてチェーンを3つ作成し、それぞれLow,Mid,Highに分けよう!
(もしLiveユーザーじゃない場合は、トラックを3つに複製してそれぞれトラック名をLow,Mid,Highに分けよう!)
1, Lowチェーンの処理
Lowチェーンでは低音だけが鳴るように、200Hzくらいから上をハイカットしてあげよう。
僕は今回さらにsubsynthという低域補強プラグインを挿して、いわゆるサブベース的な超低い帯域もしっかり鳴るようにしてあげてるよ。
ここでの注意点は、低域は歪ませないこと!音が低くなればなるほど、歪ませることで音程感が不明瞭になって太く鳴らなくなってしまうよ。
あと前も言ったけど特に意図が無い限りは超低音はモノラルにしといたほうがいいよ。
実際のLowチェーンのサウンド
2, Midチェーンの処理
Midはサウンドのキャラクターを担う役割を持つから、逆に自分の好きなように歪ませて個性を出していくよ。
Lowチェーンを邪魔しないように低域カットを忘れずに。歪みプラグインのThermalや、Live付属のOverdriveやAmpをつかって好きに音作りしてみました。
やりすぎると逆に不自然になるからほどほどにね。
あと、歪ませたあと盛り上がってくる500Hzや700Hzあたりはカットしておくといいよ。
「歪み」がほしい時に大活躍するThermalです!
実際のMidチェーンのサウンド
3, Highチェーンの処理
さて、最後にHighの処理!
Highも「歪み」の加減によって気持ちいいポイントがあるから、しっかり中低域カットした後ThermalやAmpをいじって調節していくよ。
4000-5000Hzあたりは後々耳に痛くなるかもだからカットしたほうが良いよ。
実際のHighチェーンのサウンド
4, 仕上げ
ここまで終わったら、最後に各チェーンの音量バランスを整えて理想のサウンドに近づけよう。
個人的にロック系だったらMidチェーンだけ控えめの音量にすると良い感じになる気がする…!
最後に3つまとめてコンプやEQをかけて調節してあげてもいいかもね。
こうして生まれ変わったベースサウンドがこちら
あらためて、ドラムと合わせて聴いてみよう!
ドラムに負けずにパワーのあるサウンドになれたね。
低域も十分出て良い感じになりました!
こんなふうに、ベースに限らずお気に入りの音だけど他のトラックに負けちゃってる…!ってときは
例えばMidとHighだけ歪ませたり、Highだけステレオを広げたりしてEffect Rackを有効活用したら
どんなサウンドも生まれ変わると思います!
今回はここまでです!
ではまた〜〜