Kickレイヤーのポイント!!
🕑 Added 2021-11-06 00:16:00 +0000 UTCこんにちは!
千里の道も一歩から、ミキシングもキックからということで、今回はキックをレイヤー(2個以上重ねること)させる時のポイントについて解説していくよ
さて、ダンスミュージックで主に「キックの音をもう少し主張させたい!!」という時によく使われるレイヤーだけど、ただ重ねればいい!というわけにもいかない時があるからここで説明するね。
で、この話はジャンルを問わずミキシング全体のクオリティを上げることにも直結するからかなり有益だと思うよ。
考え方
これから実践しながら説明するわけだけど、先にざっくり考え方を教えます!
ポイントは、音が2個以上重なる時でも、ピーク(瞬間的な)音量は一定を保つように心がけよう!ということですね。
実践
今回はBPM124のハウスビートでやっていきます!
まずは、ドラムグループを作って、リミッター(もしくは音量が見やすいプラグイン)を挿そう! これは大事です。
まずはキックを置いていきます
音量はこんな感じになってまつ。
そして次にレイヤーさせるもう一つのKickを重ねるよ。
↑kickを2つ重ねてちょうど0dbぴったしくらいにしよう!
で、次がポイント
このまま、スネアを重ねよう!とした時に…
だいたい3dbくらい音量を超えてリダクションかかってしまったね。
まあ、2つのキックと1つのスネアが同時に鳴ってるから当たり前だよね。
耳で聴いても、スネアが鳴った時のキックの輪郭がぼやけて聴こえる。
そこでポイントなんですが
スネアが鳴るタイミングだけ、キックのレイヤーが鳴らないようにしよう!
つまり、
- スネアが鳴らない時はkick+layerkick
- スネアが鳴る時はkick+snare
ということだね。
まずはsnareが鳴るタイミングだけ、レイヤーキックを削除していきます
スネア無しだとこんな感じ。なんか変な感じだけど、音量を見るとスネアが入る余白が生まれている!↓
で、この状態でスネアを入れるとこうなります!
キックだけの時と、ほとんど音量が変わることなく自然にキックとスネアが同時に鳴りました!
「そんなに変わらなくない?」と思うかもしれないけど、この3dbの節約は大きくミキシング、マスタリングに影響を与えるよ。
このTipsはハウスビートだけじゃなく、RiddimやHardcore等、「キックとスネアが重なるタイミングがある」ジャンルでやると全部効果的だよ。
最後に応用のコツ!
ここまでできたら、今度はハイハットやループ・FX全部合わせて、なるべく0dbを超えないようにミックスしてみよう!
(キックが鳴る瞬間に抑えないといけないね)
↑FXを含めたドラムグループ
そして、それもうまくいったら今度はベースやシンセ等も含めて、トータルで0dbをなるべく超えないようにミキシングしてみよう!
↑ベース、シンセを含めたマスターのリミッター
この状態でマスタリングを行えば、今までより簡単に迫力のあるサウンドになるはずだよ。
今回はここまでです!
ではまた〜〜