フラグタイムで描かなかったエピソード
🕑 Added 2022-08-29 11:38:43 +0000 UTC新作…新作を何か描かなくては…。
毎日、何か面白いアイデア浮かばないかな〜なんて考えているのですが、もしやこの記事を書く必要があるかもしれないなと思いいたり、筆を取りました。
フラグタイム で描きたかったエピソードについてです。
どの作品もそうなのですが、漫画を描くにあたって「このエピソードやこのシーンは描きたいな」と言うものが先んじて存在します。フラグタイム にもそれがあり、これは描きたい!と強く思ったシーンがありました。それがこちらになります。
現実から完全に逃げたいと思った村上さんが、森谷さんに時間を止めてもらったものの、何かしらのバグで森谷さんの意志では時間を動かす事が出来ず、もう2人の時間は2度と動きださないかもというシーン。
村上さんはこれから先ずっと2人だけかもしれない世界の中、無邪気に喜んでいるのですが、とんでもないことになってしまった…と思っている森谷さんです。
このシーンを描きたいと思って描き進めていたものの、村上さんの生活の描写がそもそも薄いため、どうしたら村上さんがこの閉じこもった世界から外の世界に出ようかと思えるのか、描くと説得力がないだろうなという理由でこの展開は無しにしました。
世界の全てを無視して好きな事をしようとする2人のこのイメージをずっと描きたかったため、この機会に描いちゃいました。
(でもこのシーンに似た?ような、幻想的なシーンを佐藤監督がアニメで描写してらして、凄い!こんな素敵なやり方があるのか!と痺れました。)
これを描いて思った事が、「これってそもそも自分のテーマだな〜」と言うことです。
私自身が元々は、自分の内面に閉じこもりがちで、自分の心を守るのに精一杯になり、外の世界を知る事が難しい状態でした。でもだんだん心の余裕が出来るようになり、外に目を向けてみると、何故外を見られなかったんだろう?こんなに得られるものがあったのに!と思うようになりました。
しかしそれは今だから言える事であり、内面に篭っている時にはとても無理な状態でした。
もちろん自分の中に篭ることは悪い事ではなく、自分を守る事、自分の心の声に耳を傾ける事のために必要な時間です。でもやはりその状態には常に後ろめたさがあり、そこから出たいという気持ちはずっと持っています。
そもそも、今の私もまだまだブレーキをかけている事はたくさんあると思うので、もっと外に出るにはどうしたらいいんだろう?どうしたら外に出られるんだろう?と常に考えています。
私が漫画を描くにあたってのテーマはいつもそこに集結するのかもしれないなと。
その答えをちゃんと自分で噛み砕けていたら、このシーンの2人を描くルートもあったのかもしれないなあと感じています。
人が自分の殻から出るためにはどうしたらいいか。今までも気がつけばそう言ったものを描いていると思うので、次回作もそう言う漫画になるのかもな〜と思ったり、思わなかったりしました。こんな 長文を読んでくださり、ありがとうございます…!
しかしこんな長い文章なんか日頃したためないので、自分がどれだけ文章が書けないのかが理解でき、さらにネームがめちゃくちゃ難しいと感じるのも、文章でまとめるのが苦手だからか!と謎が解けてしまいました。
こうなったら今後もfanboxなどで文章を書いて、文章力を上げたい…。
そうすれば自ずと、ネームちからも付くのでは?なんて思った次第です。
とにかく次回作、何か描くぞ〜!!!!
頑張ります!
Comments
本編とは真逆とも言える『止まったままの世界』があったとは…! 教えて下さってありがとうございます! さと先生のコメント含めて、なるほどなと思うことばかりで。ここに来てフラグタイムの新しい面やテーマを知ることが出来てとても嬉しいです。 こっちルートだと森谷さんは無意識かもしれませんが既に世界に溶け込もうとしているんですね。時間を動かさないとって。それに対して村上さんは2人だけの世界を肯定している。本編の村上さんは最後の最後、森谷さんから伝えられても村上遥であろうと振る舞おうとしていた人なので意外っちゃ意外なのですが、2人以外の時が止まったのならそれはもう常識の範囲外で。そうなったら、村上さんであっても自分が出るんだなと。でも、考えてみたら最終話でも時が止まった時の感想でそれっぽい事を言っていたし、それが実際に起こったルートがこの記事のワンシーンなんだなぁと納得しちゃいました。…いや、ネタバレ考慮して書いたら怪文書になってしまいました。すみません💦 それと、さと先生の文章、ご自身の背景や感情がどうテーマに紐付いているのかわかりやすくて素敵だなと思いました! あ、や、私も上記のように文章をまとめるのが苦手なので、お前が言うな賞を受賞してしまうのですが…! でも、こうやって漫画を書く時の気持ちや裏話を聞けるのって、すっごくご褒美なので文章力上げいつでも待っていますっ。 あとあと、次回作についても!触れて下さって嬉しいですっっ。また、先生の世界に浸れる時間を楽しみに待っています〜!!