②無月まりあのバズらない話
🕑 Added 2019-02-26 11:06:38 +0000 UTC
無月(なつき)まりあは病室の少女。
幼い頃から体が弱く、入退院を繰り返し、2月にも長めの入院中。
彼女の憧れの仕事は、触れ合うことの多かった看護師です。
初っ端から少し脱線しますが「タイヨウのうた」という作品をご存知でしょうか。
色素性乾皮症という病気を患ったことで太陽の下に出られず、夜にしか活動できないギターの好きなミュージシャンの少女と、一人の少年が出会う。苦しく切なく優しく病や愛を描いた物語です。
幼い頃にこの作品(映画だったりドラマだったり)と出会いましたが、幼いながらにして、幼なかったからこそ色々と影響を受けました。
話を戻します。
まりあの病名は明らかではなく漠然とした架空のものとして扱っていただきたいのですが、自分の中では「タイヨウのうた」に登場するそれに類似した病をイメージしています。
漠然。
彼女にとって太陽は敵のようなものです。
退屈な病室でできるのは絵を描くことか眠ることくらいなもので、眠るのが好きというよりは、習慣付いてしまっているのかもしれません。
彼女に身近なのは夜ですが、太陽がどこかに無ければ月も輝かないことから、自分のメモにあった「無月」という苗字を当てた…
というのは嘘か真かどっちでしょう。