ある日のツバキと榊のプレイ
🕑 Added 2022-09-29 13:44:00 +0000 UTC
榊さんのベストのボタンを一つ一つ外していく。
…相変わらず、良い筋肉ですね…。
ごくりと喉が鳴ってしまう。恥ずかしい、絶対聞かれた。思わず下を向くと頭上から笑い声が聞こえて顔が上げられない。恥ずかしい。
「〝顔を上げて〟」
「…っ…、ぁ…、ふぁぃ…♡」
「すぐに目がトロトロになるなぁ」
「らって、きもちぃ…♡ はぅ…♡ あ、あ、…」
「本当に可愛いなぁ…」
嬉しそうに笑って、榊さんが俺の喉を撫でる。榊さんの癖。猫を撫でてるみたいなんだって。俺だって猫みたいだなって思うけど、撫でられると堪んない気持ちになっちゃうのは何でかな。俺はすぐに足がガクガクになっちゃう。
何でか不思議でググったら、ほとんどのSubはそうらしい。喉って急所だから、そこをパートナーに晒すのは『命を預けている』と錯覚してグズグズになっちゃうんだって。
このまま喉を裂かれても、榊さんなら良い。最後に「いい子だ」って言ってくれたら、喉に噛みついてくれたって良い。俺は多分その瞬間、絶頂しながら死んでいくだろうなって、そう思う。
「ひぃ、あぅ…!はぁ、んぅ…!あ、はぁ…♡」
「喉撫でられるの好き?」
「…あっ!…ん、ぅん…すきぃ…♡」
「猫みたいで可愛い。喉撫でられながらイける?」
「い、くの…?あ!…や、やぁ…!ひ、ひぃ…っ♡」
すり、すり、すり♡
榊さんが俺の顔を覗き込みながら聞いてくる。喉を撫でられながら?イったことねぇよ、イけるわけないじゃん!って、他の客になら悪態つきそうなもんだけどイけちゃいそうだからやばい。イけちゃいそうっていうか、イっちゃう。イっちゃうっていうかむしろ、イクの我慢してる節すらあるぞ。
「ひっ…♡ んぐぅ…♡ いけ、いけぅ…♡♡」
「…ほんとに?イけるの?喉撫でられただけで?」
「ら、ってぇ…ッ!…あっ…♡ ん゛ぁ!きもちい、らも…♡」
「〝…本当にツバキくんは、エッチですごく可愛いね…〟」
「ん゛っ♡ ん゛ぅぅ!♡」
コマンドじゃないのに、俺にとって榊さんの言葉は勝手にコマンド変換されてしまう。乱暴じゃなく優しく喉を撫でられているだけなのに、それを見られているだけなのに。浅ましく喉を鳴らして、ねだるように声を上げて。俺はおねだりしてしまう。まるで犬みたいに。
…犬になりたい。榊さんの犬にして。俺のこと、もっともっと縛り付けて、ガチガチに支配して。
「はぁ、はぁ…!…っ…い、けって、イけって、いってぇ…?♡」
「ん?」
「めいれぇ、してぇ…♡♡」
「…………」
ジュクジュクの頭でよく考えもせずに欲求を口にすると、榊さんの笑みが深くなった。その口がゆっくり開くのを俺は瞬きせずに見つめて。
あぁ、この目。命令がくる。きちゃう。自分がおねだりしたくせに怖い。命令されてイっちゃう。榊さんの声で、イかされちゃう。絶対、頭が変になるくらい、気持ちいい…!!
「────〝ツバキ、イけ〟」
「ッん゛!!…あ゛ぅ…♡♡ …ッあ゛!…イク゛、イ、クイク…ッ~~~~~~ッ♡♡♡」
ブチュッ…グチュ…♡
「ひぃ、ぁ゛~~~~~♡♡♡」
「…〝俺に見えるように、もっと腰を突き出せ〟」
「ぐぅ…ッ♡ ぁ、ひっ…♡ や、やぁ…♡♡ …ぁ…♡♡」
ぷちゅっ…♡ ぷちゅっ…♡
言われた通りヒクつく足をどうにか踏ん張って腰を突き出すと、優しく支えるように榊さんの腕が伸びてくる。
ズボンの中でザーメンがぐちゅぐちゅといやらしく鳴る。俺の仕事用の薄いズボンが徐々にお漏らししたみたいに濡れてしまって、恥ずかしいのに榊さんはその染みが広がるのをじっと見ていた。
「あ、あっ、んっ…♡ ふぁぁ…♡ みないれ、みないれぇ…♡」
「…ふふ、腰が揺れてるよ?」
「ん、ぁ!あぅ…!♡」
見て欲しくないはずなのに体は喜ぶみたいに跳ねちゃうし、何度もイキ続けてズボンのシミはどんどん大きくなる。そんな俺の恥ずかしい全部を目に焼き付けるみたいに榊さんはじっと俺を見てた。
もちろん榊さんの股間は反応してない。けど大きいそれを見せつけるみたいに俺の濡れてる股間に擦りつけてくるから、その度に俺は泣き声みたいな声を上げて喜んだ。
「あっ♡ おちんち、すりつけちゃ…あ、あっ、あぅ…♡」
「…お漏らしみたい。見えてる?ツバキくんすごく可愛いよ」
「や、やだ、やだぁ…!」
「まだヒクヒクしてるね…擦ってあげるからもう一回イキな?」
「やっ!やめて、いまおかしいの、だめ、だめ…!!」
ただでさえ連続でイってちんぽがヒクヒクしてんのに、今触られたらマジで頭変になる!
焦って必死に抵抗するのに、榊さんは宥めるみたいに俺の耳元で囁いた。
「〝本当はどうされたいか言ってみな?〟」
ビクンッて体が強張る。コマンドじゃないのに、命令じゃないのに。優しい口調で、ちっとも強制的じゃないのに。
もうイキたくない、イったら変になっちゃうって怖いのに、でも俺の口が勝手に開く。体が火照って、勝手に甘えるみたいにねだるみたいに腰が揺れる。
「あぁ…♡ ちゅぅ、したい…です、……んっ♡」
浅ましいと、いやらしいと呆れられるかもしれない。怖いのに、嫌われたくないのに。俺は欲しいと思ってしまう。この体を壊されてもいいから、榊さんの全部が欲しいって、ねだってしまう。
ちゅ、ちゅぅ…♡
抱きしめられて、すぐに舌が絡んできて嬉しい。俺の一憶分の一でもいい、榊さんを気持ちよく出来ればいいのに。
「ん、んぁ、あぅ…♡」
「〝次は何がしたい?どうされたい?〟」
「…ん、あ…、あぅ……♡♡」
されたいことなんて思いつかない。何をされてもいいんだ。榊さんがしたいことをされたい。けどそれはあまりにも不相応な願いのような気がした。
俺は榊さんが好き。こうやってプレイ出来るだけで満足しなきゃいけないのに、腰が揺れる。榊さんの股間に擦りつけるみたいに、いやらしく。
くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡
「…エッチ」
「ごめんなさい…!ごめんなさ、…ッあ、あぅ…!♡」
「気持ちいいの?ぐちゅぐちゅ言ってるよ?」
「あ、あっ…♡ きもちい、きもちい…!♡ すき、すきぃ…!」
擦りつけるみたいに腰を揺らすたび、ぐちゅぐちゅと音が鳴る。さっき出した俺のザーメンが、擦られる度に俺のいやらしさを伝えてしまう。
勃起しない榊さんの股間にそこを擦りつける度に、高そうなスーツが汚れてしまう。けれどそんな俺を咎めることなく、彼は優しく囁いてくれる。
「ずっと見ててあげる」
「あ゛ッ♡ …ひ、ひっ…♡ ほ、んと…?ほんと…?」
「うん。俺の股間に擦りつけながらイっちゃうとこも、それを俺に見られて泣いちゃうとこも、イっちゃったのに腰が止まらなくて連続でイっておかしくなるまでずーっと」
「やら、やらぁ…!!♡♡」
「〝全部見ててやるから、もっといやらしく腰を振り続けて〟」
「はぁ♡ はぁ──♡♡ さかきさ、さかきさ…♡♡」
「〝イキ続けろ〟」
「ッ!!~~~~ッ♡」
ぷっちゅ!!♡ ぷちゅ、ぷちゅっ…♡
「…ひぃ…♡ ひぃぁぁ…♡♡ ん、ぐぅ…あ、ぅぅ…♡♡♡」
ヒク、ヒクヒクヒク…!
榊さん、榊さん、榊さん…♡♡♡
頭の線が焼き切れたみたいに何も考えられない。榊さんのことしか考えられない。
ズボンの下でペニスが震えてる。〝イキ続けろ〟って命令を守ろうとするみたいに、たくさんザーメンを出してイキ続けるそこを褒めるみたいに撫でられて、震える声で泣きじゃくる。
榊さん、もっともっと。俺のこと壊れるくらいに支配して。
うっとりと見つめると、優しくキスされて名前を呼ばれる。やっと少しずつ落ち着いていく俺の体を宥めるように煽るみたいに、優しく何度も榊さんが撫でてくれた。
「〝いい子だね、頑張ったね〟」
「はぁ…!…ッ…はぁ…!♡ …ん、…さかきさ、さかき、さん…♡」
言葉にならない声で名前を呼び続けると、とどめを刺すみたいに命令が降ってくる。
「〝ズボンを脱いで、ぐちょぐちょになったアソコを見せて?〟」
「…ッ~~~~♡♡ …は、ぁ…♡ …はぁぃ…♡♡」
俺はその場で寝転び足を開いた。震える手で、自分のズボンをゆっくりと降ろしていく。その様子を見下ろす榊さんの目が欲に揺らいでいて嬉しい。
もっともっと、蔑むみたいな目でみてくれていい。全部全部あなたのものになりたい。俺の浅ましいところを全部、見て…♡
ぐちょ…♡♡
「はは、本当にエッチだね…」
ズボンから鳴ったいやらしい音に、榊さんが揶揄うように呟いた。
恥ずかしいのに、幻滅されたくないのにその揶揄いにさえうっとりとしてしまう。無意識に両足を広げて、その奥を見せようとする俺を褒めるように榊さんは笑った。
「いい子だ」