人造人間18号がキャタピーにくすぐり敗北する話
🕑 Added 2021-11-14 11:07:05 +0000 UTC
「そら、かかってきなよ」
謎の人物によって開かれたとある武道大会。
優勝すれば数千万ゼニーという大金が得られるということで18号もエントリーしていた。他の選手たちの実力は大したことはなく順調に勝ち上がっていく18号。
次の相手は何本も腕が生えたキャタピーという選手だった。
「舐めやがって……いくぞー!」
一見すると華奢で戦いに向いていなさそうに見える18号だが実力派折り紙付き。キャタピーを挑発すると向かってきた相手の頭上に飛び上がり、後頭部に強烈な蹴りをお見舞した。
「ぐああおおおおうっ!?」
あまりの威力にもんどり打って倒れるキャタピー。
この攻防だけで既に両者の実力ははっきりしていた。
「どうした?無様に降参する?それとも続きやんの?」
「さ、さすがに強いという噂は本当だったようだな……。だが、そうやって勝ち誇っていられるのも今のうちだ!」
そういってキャタピーが取り出したのは18号にとって意外すぎるアイテムだった。
「そいつは緊急停止コントローラー!?なんであんたが持ってるんだい?」
「へっへっへ、あの世で知り合った科学者から譲ってもらったのさ。このときを待ってたぜ!」
緊急停止コントローラーは人造人間である18号を無力化するアイテムだ。18号は急いでそれを取り上げようと接近するも、一瞬早くコントローラーのスイッチが押されてしまった。
「くっ……しまっ……!?」
装置が作動し、一時的に動きが止まる18号。その瞬間、キャタピーが多腕を活かして18号の両手足を掴んで拘束した。
「さあて、こうなったらこっちのもんだ!」
どうにか脱出するため暴れようとする18号だったが装置の効果で両腕両足ともにびくりとも動かない。
だがキャタピーの実力はたかが知れている。
どんな攻撃をされようとも自分にダメージはない。そう思っていた18号だったが……。
こちょ、コチョコチョ……こしょこしょこしょ~~!!
「ぶふっ!?ぐっ、あんた、なにをっ……ぐひひっ!?」
キャタピーはどんな攻撃をするのかと思いきや、なんと18号をくすぐり始めたのだ。
予想外の攻撃だったため驚いたものの、ふざけた攻撃に怒りの形相になって抵抗しようとする18号。
しかし、やはり装置の効果は強力らしくぴくりとも動くことができない。
「なにって、くすぐりだよ。あんたほど強い選手ならこんなくらいどうってことないだろう?」
そう言ってキャタピーは18号をX字にさせ無防備な部分をまさぐるようにくすぐりまくる。
こちょこちょこちょこちょこちょ~~~~~~~!!!!!
「むっぐっぐぐぅうううううううっ!!??むぐぐぐっ、うううううううううううっっ!!!」
身じろぎすらできない状態で延々と身体中を指先で撫で回されるのは相当辛いようで、さすがの18号も口を閉じて耐えてはいたもののみるみると顔色が真っ赤に染まっていく。
そしてとうとう我慢できなくなったかのように大きく笑い出してしまった。
「あっはははははははぁあぁあァアアッ!!!やめろっやめろおおおおおおおおうひゃははははっはははあははははははは!???」
必死に耐えようとしたがだめだった。大声でゲラゲラ笑う18号に観客たちもどよめき始める。
くすぐるキャタピーの方は18号の反応を気に入ったのか、ますます調子に乗っていく。
「ほれほれぇえ~ここか?それともこっちか~??」
「ひゃあっはハハッ!!きゃひぃいヒヒッ!!や、やめろっ!!!こ、こんなことしてあ、あとでどうなるかっあぁあはっはははきひひひひ!???」
脇腹の上あたりを狙ってこしょばしてみると18号は面白いように反応してキャタピーはにやりと笑う。
18号のあられれもない姿に観客たちはおおっと歓声を上げた。
「オラどうだ、俺様のテクニックは?まだまだこんなものじゃないぞ!それっ腋をほじくり返してやる!」
「ぐふうウゥフヘヘッ!?わギャっヒャハハハ!!!そ、そこはやめろっ!!やめろ~~~~~~うぎゃひゃひゃヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!??」
今度は2本の腕で無防備な腋の下を狙う。
人造人間とはいえ18号は少し改造を受けただけのほぼ人間の女性にすぎないため、これほど徹底的にくすぐられてしまえばひとたまりもない。
激しく身を捩らせながら笑い叫ぶしかなかった。
キャタピーは更に下側2本の腕を使って器用に両脚を捕まえるとすぽんっと靴を脱がせ裸足にさせる。
そして露わになった足裏をかかとからつま先までをつつ~っと撫で上げるようにくすぐる。
18号の足裏は今まで誰にも触らせたことなどない。
逆に言えば触られ慣れておらず敏感であるということで、そんな弱い部分を今度は遠慮なく爪を立ててカリッカリッとくすぐられればもう堪らない。全身を引きつらせて絶叫するしかない。
「は、離せこのぉおおおうひゃひゃぎゃははははははひひひ!?ぎゃははははひひひひひひひひひ!!!ヒーーーーーーッヒッヒッヒヒヒヒヒヒヒヒヒイヒ!???あははははははっはぁぁあっはっはっはっは!??」
そうやって足裏責めだけで5分ほど全力で笑わせたあとでようやく手を止めたキャタピー。
完全に息が上がりぐったりした状態の18号をニヤリと見下ろして高らかに宣言した。
「どうだ?降参するか?」
「はぁっ……げほっ……ひ、ひひ……だ、誰が降参なんかっ……!こ、殺す……絶対にコロス……!!」
はあはあと苦しそうに大きく呼吸をしながら強気な発言をする18号だがキャタピーにとってはどこ吹く風である。
上下関係を分からせるため、再び両手をワキワキさせ始め……。
コチョコチョこちょこちょカリカリこしょこしょ~!!
「うぎゃぁぁはっはっはっ!!??くすぐったいくすぐったいいいいひひひあはは!?やめろっ、やめろぉぉぉひひひひひひひゃはははは!?!?」
殺す、と息巻いてから数秒も経たないうちにあっさりと笑い顔を晒す羽目になってしまった18号。
笑い転げる彼女を見て満足そうな表情を浮かべるキャタピーは更に18号を笑わせるため更に数本の腕を増員する。
何十本もの指で両足の裏、土踏まずからかかとにかけて満遍なく素早くくすぐっていく。
特に土踏まずが弱いのか、そこをくすぐられると18号の笑いは更に酷くなる。
どれだけくすぐったかろうが身動きが取れないままひたすら逃げようのないくすぐり責めを受けるしか無いのだ。
「ひゃははははははは!?ひぃやあははははは!!やめてやめてやべろっ、死ぬひひひひひひひひひっ!!」
土踏まずへのくすぐり攻撃によってまるで魚のように体をビクビク跳ねさせて大暴れする18号。
コントローラーの力でまともに身体を動かせない彼女がキャタピーの拘束から抜け出せるはずもなくただひたすら笑い悶えさせられるだけだった。
「ん~?こんどはこっちはどうかな~~~?」
キャタピーはそう言って今度は18号の脇腹に狙いを定めた。
そこも当然かなりくすぐったい箇所であり、18号は慌てて首を横に振って拒否しようとしたが無駄だった。
こちょこちょこちょこちょもみもみこちょこちょこしょこしょ~~~~~~~~~~!!!!
「ぶっぶうぅううッ!!?ふぐううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!」
キャタピーの思いどおりになってたまるものかと今度こそ笑いを耐えようとする18号。
しかし身体中のあちこちを同時に徹底的にこちょばされてしまえば堪えきれるわけがない。
「ほれほれどうだ!我慢しても苦しいだけぞ!」
「んんんんぐうううぶふふふっ!?!?むうううウウゥウウ!!」
「しかたない、更に腕を追加してやるぜ~~~~!!!」
ただでさえギリギリのところで耐えていたというのに腕を増やされてしまえばもう耐えきれない。
18号は笑いを堪えきれず大口開けて吹き出してしまった。
「ぶっ!!??あっははアハハハハハ!!!きゃはハはあはひあいあぁぁああっははははっははははは!!!!ひぎひひひひぃいいひひひひひひあはははっはははははははははあは!!!??」
盛大に声を出して笑う18号。
あのクールビューティーな人造人間18号がここまで馬鹿げた声で笑ってみせるとは思っていなかった観客たちは大いに盛り上がる。
会場内のボルテージはさらに上がっていき最高潮に達した頃合いを見計らいキャタピーは次の段階へと移ることにした。
それはつまり18号にトドメをさすことである。
「こ、こんなことでっえぇはっはははははっはあ!!??わたしをた、たおせるとおもうなぁあああっははっははっはははは!??」
まだ抵抗する意思を見せる彼女に構わずキャタピーは全ての腕を動員して最大のくすぐり地獄をお見舞いする――!
コチョコチョこちょこちょカリカリこしょこしょ~!!
「ひぎゃぁぁぁッはははぎゃははは!!やめぇええへへ!!きゃっはははぎゃははひゃははは!!ぎゃああああああああっはっはっはっはっはっはっはっははははははあはっはあははははは!????」
これまでで一番大きな悲鳴を上げて身を捩らせる18号であったがもう完全に抵抗する力は出せないようで、キャタピーのなすがままにされる。
どれだけ泣き叫び笑ってもキャタピーは許さず、18号は散々笑わせ続けさせられる。
くすぐりやすい両脇腹は何本もの腕で揉みほぐすようにくすぐり、無防備な足裏は爪を立ててカリカリ引っ掻かれる。
指の股は無理やり広げられ閉じられないようにされキャタピーの腕の中でも一番小さく細かい動きができる指でくすぐられる。
そして腋の下は丹念にほじくり返されありとあらゆる部位が徹底的にくすぐられてしまうのだ。
「や、やめろっていってるだろおぉおおおうひぎゃはひゃひゃひゃひゃああああっはっはははは!?ひゃはははっははは!?!?くすぐったすぎるひぃいいいいひひひぃいいいっ!?!?」
キャタピーの腕はなおも増員され両脚、両太もも、足裏、両ふくらはぎ、脇の下、脇腹、首筋など全身くまなくくすぐり回していく。
「くひゃははぎゃぁああひゃひゃ!!あははぎゃひゃははぎゃああああ!?!?だめだっくすぐったすぎるぅうううぐふふふふぎひひひひひひヒーーーーーーーーーッヒヒヒヒ!!??しぬっしぬぅうううううううううぎゃはははははっはははははははははは!???こうさんっ降参するからぁあああああああっははははっははっはははははははははははははははは!???」
「ん~?笑いすぎて何て言ったか聞こえないな~~?そらっこちょこちょこちょ~~~!!」
「ごうざんんぅうううぎひひひひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!??こうっ、さああああああひゃひゃははっはあっはははぁぁああっははっはははは!?ぎ、ぎぶふふいひひひひひひひ!??ぎぶあっぷぅううううひひひひひヒーーーッヒヒヒヒヒヒヒ!???」
笑い死にしそうなくらい大笑いしながら敗北を宣言した18号だがキャタピーは聞く耳を持たずくすぐりを続ける。
もはや18号は笑いすぎて死にかけていた。キャタピーのくすぐりは延々と続き、いくら泣き叫んでも終わることはなかった。
やがて18号の声は力を失い、掠れた呼吸音だけとなったところでくすぐりが終わった。
キャタピーのくすぐりがようやく終わった頃には18号は涙や鼻水で整った顔は台無し。白目になって泡を吹きぴくぴくと痙攣していた。
それを見たキャタピーは満足げな笑みを浮かべる。
実力が明らかに上の者に対してもこのくすぐり戦法は通用する――。
改めて自覚したキャタピーは次なるくすぐり敗北を与える相手を探し、これからも腕自慢の女性をくすぐり笑い倒していくことだろう……。