愛菜 ~九州旅行編~ 『食事のお礼はエアーフェラ!?♡』 サンプル
🕑 Added 2026-01-25 03:37:19 +0000 UTC
※前回のお話
愛菜 ~九州旅行編~ 『ヒッチハイク』
『愛菜シリーズまとめ』
https://www.pixiv.net/novel/series/12610566
メイン登場人物
名前:上川 愛菜(かみかわ まな)
年齢:高校2年生
性別:女性
大森翔真の彼女。
才色兼備の学校のアイドル的存在。
翔真の為にエッチなイタズラや、他の男性にちょっかいをかけるが、
全て翔真の為を思ってやってる。
名前:大森 翔真(おおもり しょうま)
年齢:高校2年生
性別:男性
上川愛菜の彼氏。
恋人の愛菜が大好きだが、愛菜が他の男と仲良くするだけで嫉妬する。
嫉妬するだけではなく、別の感情も芽生える・・・。
~本編~
朝、ホテルのベッドに腰を下ろし、翔真はスマホをぼんやり眺めていた。愛菜が大きな窓から九州の景色を楽しみながら、「ねぇ、翔真!今日はどこ行く?」と振り向いた瞬間、彼の表情に何か違和感を感じた。
「どうしたの?」と彼の隣に飛び込むように座る。「もしかして…浮気してる?」彼女は悪戯っぽく笑い、わざと翔真の肩に体を預ける。
「そ、そんなわけないだろ!」翔真は慌ててスマホを閉じ、耳まで赤くなった。「マジで、違うから!」
「え~?じゃあ誰からのメッセージ?」愛菜は翔真のスマホに目を細め、「怪しいなぁ」と口元を緩めた。
翔真は観念したようにため息をつく。「実はさ、小学校の時に九州に引っ越した友達がいてさ…」スマホを見せながら、DMの画面を見せる。「そいつが俺のSNS見て、今こっちにいるの知って『一緒にご飯でも』って連絡してきたんだ。」
「へえー!いいじゃん、せっかくだし会えば?」愛菜は純粋な興味と笑顔を浮かべた。
だが翔真は即座に首を横に振る。「いや、やめとこうかなって思ってる。」
「なんで?」愛菜は不思議そうな顔で首をかしげる。「せっかくだから、みんなでご飯食べたら楽しそうじゃん!」
翔真は心の中で葛藤しながら、言葉を選んだ。「そいつ…その、ちょっと厄介なんだよ。」
「厄介?」愛菜は眉を上げて、さらに興味津々になった。「どんな感じの人?」
「…スケベなんだよ。」翔真はぼそりと呟いた。「小学校の時から、女子にちょっかい出して、エッチなイタズラばっかしてたやつでさ。」
「うわぁ、男子だね~。」愛菜は思わず笑い出したが、翔真は真剣だった。
「だから、あんまり会いたくないんだ。」翔真は自分の気持ちを整理するように、じっくりと話した。「愛菜みたいな…天使をあいつに会わせたくないっていうか…」
「え?」愛菜は一瞬きょとんとしたが、すぐに悪戯な笑みを浮かべた。「もしかして、私にちょっかい出されるのが心配なの?」
「…まぁ、そんな感じ。」翔真は目を逸らし、声を絞り出すように答えた。だがその瞬間、自分がどこかでその展開を想像して興奮していることに気づいてしまった。
「あいつが愛菜にちょっかい出すのを想像するだけで腹が立つ…でも、同時にそれを止められない自分がいるなんて…なんて情けないんだ俺は!」心の葛藤と興奮が入り混じり、翔真は両手で頭を押さえた。
「ねぇ…」愛菜はわざとらしく、翔真の顔をじっと見つめた。「もしかして翔真、私がその人とエッチなことするのを想像して、興奮してるんじゃない?」
「そ、そんなわけあるか!」翔真は必死に否定するが、愛菜の目には全て見透かされているようだった。
「ふふっ、正直に言えばいいのに♪」愛菜は翔真の腕を取って引き寄せ、彼の耳元で甘く囁いた。「私、その人と翔真と一緒に遊びたいな…どうなるか楽しそうじゃない?」
その言葉に翔真の心臓はドクンと大きく跳ねた。想像の中で、友人が愛菜にちょっかいを出し、それに愛菜がからかうように乗ってしまう様子が鮮明に浮かんでしまう。それを思うと、身体の奥から抑えきれない熱が込み上げてきた。
「や、やめろって!冗談でもそんなこと言うな!」翔真は顔を真っ赤にしながら叫んだが、その表情にはどこか興奮を隠し切れないものが混ざっていた。
「もう~、ほんと可愛いなぁ翔真は。」愛菜は楽しそうに笑い、彼の頬に軽くキスをする。「大丈夫だって。私は翔真の彼女なんだから、他の男なんてどうでもいいの。」
「本当に?」翔真は疑わしそうに彼女を見つめた。
「本当に!」愛菜は自信満々に頷き、「でもさ、もしその人に会ったら、翔真がどう反応するか見てみたいな~。」と悪戯っぽく笑った。
翔真はその笑顔に心が揺さぶられ、困惑しながらもどこか期待してしまう自分を感じていた。
「じゃあ、どうする?会う?」愛菜はスマホを指でつつきながら尋ねる。「私はどっちでもいいよ~♪」
翔真はため息をつきながらも、心の奥で渦巻く感情に戸惑いながら、一つだけ確かなことを思った。
「この旅行…まだまだ波乱の予感しかしないな。」
そして、翔真はスマホを手に取り、友人への返信を打ち始めた。
「久しぶりに、会うか。」
彼の指は、どこか躊躇いながらもその言葉を入力していた。
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